手順共有の運用案本文5枚 + 補足2枚2026.10.06
01 / 07この運用でできること

チームの仕事の型を、
同じスキルで使う

よく使う仕事の手順を一つにまとめ、必要な人が見つけて、自分のAIで使えるようにします。

例えば「会議整理」のスキル

会議メモを、決まった型にする

  1. 決定事項をまとめる
  2. 担当者と期限を整理する
  3. 分からないことは「未定」と書く

スキル=AIに渡す手順書

毎回、長い説明をしなくても、チームの手順や成果物の型を伝えられます。

共通の手順を使うことで、作業の進め方をそろえやすくなります。

管理する人が手順を整え、メンバーは必要なスキルを選んで使います。

ここからは導入前の運用案です。同じスキルを使っても、AIや入力が違えば、文章が完全に同じになるわけではありません。

02 / 07役割分担

堀江さんが取りまとめ、
管理側が共有スキルを整える

全体の取りまとめ、原本の管理、日々の利用を分ける運用案です。

堀江さん全体の取りまとめ
スキル全体を見渡し、担当者や運用ルールをそろえるどんなスキルを用意するか、誰が管理するかを整理します。
管理側各スキルの担当者など
Google Driveの共有原本を編集し、確認済みの版を配布する原本の編集権限を管理側に限定し、担当する範囲を決めます。
利用メンバー探す・取り込む・使う
一覧から必要なスキルを選び、自分のAIで使う共有原本は閲覧。改善したい点は、担当者へ伝えます。

利用メンバーが、共有原本を直接書き換えない運用にします。

Google Drive上の管理者など、管理上必要な権限は例外です。この資料は役割と権限の構成案であり、任命や権限変更を実施したものではありません。

03 / 07ダッシュボードで探す

使いたいスキルを、
一つの一覧から見つける

名前・用途・担当者・版・対応AI・取得リンクを載せれば、迷わず選びやすくなります。

スキル一覧のイメージ説明用の架空例です。実際のダッシュボードは未作成です。
共有スキルのダッシュボード例
スキル名用途担当者版対応AI取得
会議整理決定事項・担当・期限を整理担当Av1.2ChatGPT用
Claude用
リンク例
提案書の構成提案の見出しと流れを作る担当Bv1.0Claude用リンク例
調査のまとめ根拠と要確認事項を整理担当Cv1.1Gemini用リンク例

「対応AI」は、導入方法と動作を確認できたものだけを記載します。リンク先には、承認済みのスキルと短い使い方を置きます。

メンバーが最初に見る場所は、この一覧だけにします。

04 / 07メンバーの使い方

最初に一度準備して、
あとは仕事を頼む

  1. 1

    一覧でスキルを選ぶ

    用途と対応AIを見て、手順書または取得リンクを用意します。

  2. 2

    ChatGPTに、個人スキルとして保存を頼む

    「この手順書を個人スキルとして保存・インストールして、次回以降も使えるようにして」

  3. 3

    保存完了と、使うスキル名を確認する

    保存できたことを確認し、次回から「会議整理のスキルを使って、このメモをまとめて」のように頼みます。

ChatGPTで個人スキルとして残す場合の依頼例です。MDを渡して一度使っただけでは、自動登録されません。保存完了の案内とスキル名を確認します。別のAIや、次ページのMCPによる自動更新を使う場合は、それぞれの導入・初期接続・動作確認が必要です。

05 / 07自動更新の運用案

管理側が承認した最新版を、
使うたびに読み込む

毎回の取り込み直しを減らすため、MCPを使って、対応AIが承認版を取得する構成を提案します。

1

管理側が修正・テスト

メンバーの改善提案を受け、手順を直します。下書きのままでは、利用者へ反映しません。

2

確認した版を承認

内容と動作を確認し、新しい承認版として公開します。以前の版も残します。

3

次回利用時に取得

AIがMCP経由で承認済みの最新版を読み、その手順で仕事を進めます。

最初に「最新の手順を取りに行く入口」を、一度導入します。
以後は、その入口から承認版を取得。各Appへ毎回スキルを登録し直す方式とは異なります。

一つの作業の途中では版を変えず、問題があれば管理側が以前の版へ戻せるようにします。

iPhoneで使うために、MCP化やプラグイン化が必須なわけではありません。

ChatGPTには、個人スキルをアカウントへ保存・インストールして使う方法もあります。

今回のMCP案は、チームの承認済み最新版を利用時に取得するための選択肢です。

この自動更新は未設定の構成案です。利用するチャットのMCP対応・初期接続・動作確認が必要です。Mac内のスキルを自動で読む仕組みではありません。取得する手順やデータは、各自に許可された範囲に限定します。

06 / 07補足:保存は、導入する方法の一つ

Google Driveの原本を、
使うAppに合う方法で導入する

ローカルの対応フォルダに置く方法と、ChatGPTのアカウントへ個人スキルとして保存する方法があります。

共有原本

Google Drive

管理側が確認した
スキルを置く

利用するAppへ導入
Macなどで読むローカルスキル

対応フォルダへ保存

Appがスキルを認識すれば使えます。
別の登録操作は不要です。

ChatGPTの個人スキル

ChatGPT側に保存・導入

対応する画面から利用します。
プラグイン化・MCP化は必須ではありません。

準備ができたら

使う

スキルを選び、
仕事を頼む

「PCに見えるファイル」だけでは、ローカル専用かどうかは判断できません。

.codexなどに見えるファイルが、アカウント保存されたスキルのコピーの場合もあります。一方、任意の場所へファイルを置くだけでは、アカウントへの保存にはなりません。ローカルで使う場合はAppが対応するフォルダを使います。利用画面や必要な道具の対応も確認します。

07 / 07補足:Chatで手順を使う3つの方法

プラグインは、手順や道具を
まとめて追加する「箱」

Chatで手順を使う方法は、プラグイン以外にもあります。
以下は、順番に行う手順ではなく、用途に応じて選ぶ方法です。

繰り返し使う

個人スキルを登録

手順書(MD)
ChatGPT側の自分の
アカウントに保存する
登録済みのスキル名をChatで指定して使う。
プラグイン化は不要です。
繰り返し使う

プラグインを導入

スキル入りパッケージの例
スキルの手順書(MD)
必要に応じて、道具との接続
ひとまとまりの追加機能として導入し、Chatで使う。
対応するスキルや道具をまとめて届けられます。
今回の会話で使う

MDをChatへ渡す

手順書(MD)
この会話に添付・貼り付け
「この手順に従って」と依頼する。
MDを渡して使っただけでは、自動登録されません。

個人スキルとして残すときは保存・インストールを依頼し、保存完了と使うスキル名を確認します。

対応する機能と必要な道具は、Appや利用環境により異なります。PCの対応フォルダから読む方法は前ページの説明です。PC内へ保存しただけで、iPhoneへ自動反映されるという意味ではありません。ここでは方法を説明しており、登録・導入は実施していません。

運用上の注意と公式資料

これは導入前の運用案です。実際のダッシュボード作成、スキルの導入、Driveの権限設定、同期や配布は行っていません。確認時点は2026年10月6日です。

Driveは利用メンバーを閲覧者にし、管理側に必要な編集権限を付ける構成です。上位のフォルダやドライブから継承した権限、管理者の権限、共有設定の変更に注意します。共有ドライブが利用できれば、会社として原本を所有する構成も選べます。

各AIへの導入方法は製品・プラン・設定により異なります。ChatGPTの個人スキルをアカウントへ保存・インストールする方法は、プラグインとして配布する方法とは別です。ほかのAppでは、アップロードやプラグインなどの対応する方法を使います。具体的な導入手順を一覧のリンク先に添えます。

今回の自動更新案では、固定の入口スキルからMCPを通じて承認済みの手順を取得します。MCPが各Appのネイティブスキルを自動インストールする、という意味ではありません。iPhoneでスキルを使うすべてのケースにMCPが必要という意味でもありません。AIごとに接続と実行を確認します。

作業開始時に使う版を固定し、更新中の内容が混在しないようにします。取得するのは閲覧を許可された承認版だけです。管理側は旧版を残し、戻せる運用にします。対応しない環境では、承認版をローカルへ同期する方法などを別途検討します。

  1. Model Context Protocol:Architecture overviewAIアプリがMCPサーバーから情報やツールを利用する仕組み
  2. OpenAI:Skills in plugins手順を定めるスキルと、データや操作を提供するMCPの役割
  3. OpenAI:Build skillsスキルの役割、利用、対応する配布方法
  4. Anthropic:Use skills in Claudeスキルの取り込み、利用・共有の条件
  5. Google:Create & manage skills for Gemini AppsGeminiでのスキル作成・管理と利用条件
  6. Google Workspace:Shared drives best practices全員が閲覧し、特定の人が編集するフォルダ構成
  7. Google Drive:Manage sharing編集権限・継承・共有設定の管理

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